で、行って参りました台湾旅行。今回は食べることに主体を置いたので、ほぼ食べる以外は何もしてません。ひたすら食っちゃ歩いてましたので、食の面ではすんごい充実。まさに本懐を遂げることが出来ました。故に食べ物ばっかりのレポートとなっております。それでは佐東と胃袋との戦いのはじまりはじまり。



 なにはともあれとりあえずは台湾の国民的な飲み物珍珠奶茶から台湾美食激闘記ははじまります。私の大好物! 大きくて弾力のあるタピオカを太いストローで飲むのがいいんだよね。今回、三泊四日の滞在の中で七回飲みましたけど、この店のが一番美味しかったです。チェーン店なのでどこにでもあるっぽい。台湾ではこの店に限らずそこら中にドリンクショップがあるので飲み比べてみるのも楽しいです。種類も紅茶の他に、緑茶、フルーツジュースと豊富だし日本と比べれば格段に安い! レートが1元=3,5円だったから、これは25元で一杯100円たらず。珍珠も沢山入ってるし量が見ての通り多いので、けっこうおなか一杯になります。私は氷なし、砂糖半分だったけど、氷あり、砂糖多めも頼めます。この時、ちょうど中国の毒ミルクが露見してすぐで、台湾国内にも山ほど流通していたらしくニュースで延々と流されてました。張り紙で安全性をアピールしているドリンクショップも多く、そういうところは日本と一緒だよね。友達も普通に飲んでた会社でびっくりしてたし……でも気にせず珍珠奶茶飲みまくってたけど。
 その後は台湾式足つぼマッサージに行ってきました。ふくらはぎまでで白いクリームを使ってやってくれるのですが、超痛かった。私は目と頭が悪いらしいです。マッサージをする店員さん男の方ばっかりだったのですが、力とかいるからなのかな。こっちが痛がってるの絶対楽しがってる節がある……でもすっごく気持ちよかったんですけど。足の皮を綺麗にするメニューとかもあって、またやってみたいです。

 今回、友達の家にお邪魔させてもらったんですけど、そこで頂いたブンタン。なんか先が尖ってた。台湾は南国ということもあり、フルーツが豊富。八百屋さんならぬ、ごっつい果物屋さんに所狭しとフルーツが置かれてました。そして太陽をたっぷりと浴びたフルーツはとっても甘い! そして皮が日本のやつよりも柔らかくて薄いんですよね。




 夜にもう一人の友達のお母さんの誕生日パーティにお呼ばれしました。そこで出た料理の一部。
 私が今回滞在したのは、台北から南に車で一時間ほど下がった新竹という都市なのですが、市内にある城隍廟の元祖郭潤餅は80年の歴史を持つ新竹では有名な潤餅屋さんだとか。潤餅は薄いもちもちした皮の中に炒めた千切りのもやしや人参、香草、肉のそぼろそしてピーナッツパウダーが包まれてて、イメージ的には台湾風クレープ? ちょっと甘めでおやつっぽい。
 二枚目は紅糟肉圓。もち米のようなぷるぷるした餡の中に豚肉が入ってて、その上に甘めのソースがとろりとかかってます。けっこう甘めなので日本人には慣れない味かも。
 最後のは蚵仔煎。卵と片栗粉を焼いたものがベースにした牡蠣入りのオムレツです。甘辛ソースがかかってて、イメージ的にはお好み焼き。これは美味しかったなぁ。
 そして黒松コーラ。コーラなのに塩入りという軽く価値観を破壊される代物(塩なしもある)。味は……とても湿布でした。でも飲めなくもないというミステリー。台湾人の友達に伝えようとしてもこのカルチャーショックは伝えることが出来ず。残念。他にお茶もいろいろと種類あるのですが、すべからく砂糖などが入ってて甘かったです。日本人の感覚から言ったらお茶にお砂糖!? って感じですけどこっちでは普通みたいです。
 他にも新竹の一番の名物である米麺をにんにくと一緒に炒めたものとか(最高に美味しかった!)、腸入り、ワンタン入りスープやらご馳走がいっぱいあって幸せでした。基本的にスープは全部美味しかったです。ちゃんと出汁をとってるからなのかな。スープが美味しい国って食文化が栄えている国だと個人的には思ってます。

 二日目の朝ごはん。左が魯肉飯、右、魚丸湯。どちらとも典型的な台湾料理です。魯肉飯は甘ダレの肉そぼろをかけた御飯で、なんだかうなぎのタレ御飯みたいな感じ。燻製卵も美味しかったです。そして魚丸湯はつみれの中に豚肉が入ってたんですけど、すんごいすんごい美味しかったです!!! これも新竹で一番有名なところの魚丸湯らしい……むむ、新竹侮るなかれ。

 台北の電車の新しい精算システム。切符売り場で行きたいところまでのお金を入れるとこのプラスチックコインが出てきます。これを駅の改札にかざして電車に乗り、そして出るときにこれを改札に入れればオッケー。中にチップが入ってるんだろうなぁ。お金をためておけるスイカみたいなカードもあって、台北の人はみんなほとんど持ってたみたい。このカードバスでも使えるんですが、もしも現金でバスに乗りたい場合、細かいのを持って乗らないとバス内では両替できません。友達も生まれてこの方両替している人を見たことないとか言ってたし、日本の感覚からすると不便だなぁと思うのですが、郷に従えなんでしょうね。



 台北発祥の点心レストラン「鼎泰豊」に行ってきました。日本の高島屋とかにも入ってます。小龍包は酢醤油につけて刻み生姜と一緒にレンゲで食べるのがポイント。あつあつの肉汁がじわーっと出てきます。内装は日本とは違ってファミレスぽかったです。お味のほうですけど、感動するほどじゃなかったけどまぁ普通に美味しかったです。ここじゃなくても台湾のそこらじゅうに小龍包あるみたいですし、たぶん少し観光客ナイズされちゃってるのかなぁ。日本人が多かったです。

 お店のウエイトレスさんの制服がミニスカートでした。可愛い。ってか台湾の女性、みんな足綺麗でしょっちゅう見とれさせていただきました。9月の終わりとはいえ台湾はまだ暑いし蒸し暑いし、みんなショートパンツかミニスカート着用だしとても眼福。しかも貧弱な細さじゃなくてすらっと伸びてて形がいいんですよね。なんでだろO脚とかX脚とか一人もいなかったよ。太ったとしても足に肉つかないのかな。やっぱこれは血がなせる業か……。



 上左が空心菜のにんにく炒め。空心菜は南のほうの野菜で、しゃきしゃきとした歯ごたえでとっても美味しいです。そして右がワンタンスープ。スープのお出汁が美味です。文句なし。
 そして下が餡団子。皮の中にみっしりと餡子が入っててかなり甘かったです。ジャスミン茶と一緒にどうぞ。




 九份という町に向かうツアーの途中の風景。九份は映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったということで有名で、昔は金鉱として栄えた町だったのですが、今なお昔の工場から銅が溶け出した水が山を流れ海に流出してます。だから海は青と黄土色の部分が混ざり合って不思議な色合い。銅が溶け出した川とか毒水だっていってたしこれ普通に水質汚染なんじゃ……。
 三枚目の不思議なマーブル模様の岩。台湾はとても風が強いことで有名で、ほとんどの海岸の岩が風で削られて奇妙な形になってます。岩の質も砂っぽくて崩れやすいってのもあるかもしれません。



 九份の町は山の上にあって、斜面にびっしりと家々がひしめき合ってます。昔は金鉱で働いていた人の家だったとか。眺めは最高。



 胡散臭い魔術館の看板。ふつうに手品グッズとかパーティグッズが売っている店っぽかったです。下の写真は綺麗な蓮の花と仏様。素敵。

 古い映画館の写真と、情緒溢れる建物と階段。どことなく千と千尋っぽい。九份はノスタルジー溢れてて観光にすごくいいところだと思います。細い道に小さな店がひしめきあってて見るだけで楽しいしお勧め。

 二日目はトップに使った写真の士林夜市で夜御飯です。駅前のアーケードの下に御飯屋さんがびっしりと軒並み並んでて、呼び込み合戦も凄い! いろんな料理が所狭しと並んでいるのでどれにしようか目移りします。で結局チョイスしたのは、台湾風ちまきの肉粽と名物・臭豆腐! 肉粽はもち米の中に豚の角煮やたけのこが入ってて、甘辛ソースをかけて食べます。美味しい。そして臭豆腐は臭い。ひたすら臭い。強烈です。まじで尋常じゃない臭さ。お揚げが臭いのかそれとも汁が臭いのか。でも拍子抜けるほど普通に食べられました。食べたら匂いも比較的気にならなくなるのかも。いっぺん試してみてください。
 そして三つ目、マンゴーカキ氷! これすんごくすんごく美味しかったです! 今、日本でもマンゴー流行ってますけどこれはお勧め! 氷にもマンゴーが練りこんであってふわふわなんだけど味が濃い。ひとつ100元したんですけど、三人でも十分満足して食べられる量でした。完熟マンゴーも甘くて美味しかったです。

 三日目の朝ごはん! 米團という台湾のおにぎりを食べました。大き目の御飯の中にザーサイやテンカスみたいなかりかりのものが入っています。ほどよい甘みで美味しい!

 今回、新竹から台北に行くときにお世話になった三重客運の高速(なの?)バスです。新竹→台北を一時間半ぐらいで130元=500円ぐらい。安い。しかも台湾の高速バスってシートが広いしとっても豪華。チケットは乗るときに左端を運転手さんが破って、降りるときにチケットを回収するようになってます。台北で面白かったのが、バス乗り場がある大きな建物内にさまざまなバス会社が一緒に入ってて、乗客はその中で好きな会社を選べるといったシステムになってます。乗る側にとってはその場で値段を比べることができるから便利。選択肢が増えるし、バス会社の競争によってサービスも向上するだろうから、客にとってはすごくいいシステムだと思います。




 え、なんかのレースでもやってんの?
 とか初めて見たとき私も思いました。台湾名物、バイク! とにかくものすごい数のバイクでした。交通手段が車よりもバイクのほうが多いみたいで、しかも四人乗り五人乗りは余裕。それどころか犬とかベビーカーまで乗ってたよ。台湾人の友達に聞いたら、普通だよと言ってたけど……カルチャーショックだわ。しかも日本と違って歩行者優先じゃないので、轢き殺される危険性とはいつも隣り合わせ。でも歩行者も強引に渡りにかかってましたし、流石に慣れているのか台湾人のバイクテクニックはかなりのものだと思います。空気が悪いのかおしゃれなマスクをつけている人が多く、なんかチーマーっぽかった。それにしてもバイクもこんだけあつまれば壮観ですね。

 世界三大博物館である台北の「故宮博物院」です。一日ないと見切れないと聞いていったのですが、思ったよりは大きくなかったです。ルーブルぐらいかと思ってたよ。それでも質はとんでもなくって、宋、明の時代の陶器の華やかさとか雅さとかに見惚れたり、清の変態じみた繊細な細工の精巧さに感嘆しっぱなしでした。特に清の時代は凄すぎる。まじでKICHIGAI★じみた美しさでした。職人の魂こもった作品を見せていただいたって感じがします。あれを見られるだけでも価値がある。残念ながら院内写真撮影禁止だったのでお見せすることが出来ないんですけど、でもなぜかお土産コーナーに小粋なポストカードさえないってどういうこと……! ポストカードハンターである佐東に対する酷い仕打ちですよ!



 駅の近くにあった卵入りの葱油餅と韮の鍋貼(餃子)。葱油餅には辛いコチュジャンのソースみたいなのを塗ってもらったんですけど、あっさりさくさくしてる上にふわふわでとっても美味しかったです! 鍋貼はひとつ4元。つけるソースが変わってて、台湾人の友達はこっちでいうお好み焼きソースみたいなとろみのあるタレで食べてました。酢醤油もあったけど少し変わった味がしました。でもどっちにしろ美味しかったんですけど! いろいろ餃子には種類があってトッピングとか水餃子とか選べるんですけど、基本は日本の餃子と似てます。

 龍山寺というお寺。中では7本の長い線香がもらえ、火をつけて奥にある7つの神様の前で名前とお願い事をいってから一つづつ火にくべていきます。そして赤い木のおもちゃみたいなものもあり、お願い事を言いながら床に落として、互い違いの面になったら願いが叶い、同じ面が下になってたら残念、ということらしいです。でも三回ぐらいやり直すチャンスがあるみたいで、私は二回目で成功でした。流石神様太っ腹。沢山信者さんがいらっしゃったみたいで、写真にもあるように経典をもちよって皆さんで大合唱していました。日本では見られない光景だけになんか圧倒された。台湾も日本と同じで多宗教の行事がミックスされているみたいですが、台湾のほうがどの神様にどんな願い事をするのかが明確に決まっているみたいです。

 台湾の警察の車。なんだか中のシートとか微妙に手作り感が漂っていて微笑ましかったです。台湾の警察はバイク(原チャ)でも移動するよ!



 台湾の原宿・西門町からすぐ近くにある有名な阿宗麺線。麺線はそうめんに似た細くてやわらかい麺で、鰹出汁をベースにした少しピリ辛のスープが絶品でした。これ超美味しかったです! 鰹出汁なので日本人の口にもばっちりマッチしますし、とろみのついたスープが麺に絡む。椅子がないのでみんな立ち食いですけど、それだけに行列ができてても回転が速い。列がありましたがほとんど待たずにすぐ食べられました。でもこれは並んでも食べる価値があると思います。ほんと美味しかった。次回も絶対食べよう。

 夜食に友達パパに買ってきていただいた(パシらせてしまった……)包子。新竹ではとても有名な黒猫包の肉まんです。じっくりと蒸してあるので普通の肉まんよりも油が少なくヘルシーだとか。それでも味のほうはしっかりとしていてすごく美味しかったです。台湾はレストランだけじゃなくて普通のお店まで八時ぐらいまであいてます。働き者だなぁ。そして最近の若い子はほとんど家で料理をつくらないみたい。まぁ、これだけ安くて美味しいものがそこらじゅうに売ってるのならそれも不思議じゃいかもです。



 最後、空港で食べた牛肉麺とジャージャー麺(正式な名前わかんない)。まぁ、空港なのでそれなりのお味でした。ジャージャー麺のほうは、ひき肉の入ったソースを麺に絡めて食べるんですけど、八角が入ってました。台湾にはこの八角を入れた料理が多く、けっこう癖の強い香辛料なので(シナモンみたいな味がする)これが好きだったらさらに台湾食を楽しめると思います。

 おまけの機内食。今回乗ったのがエバー航空だったんですけど、台湾の飛行機会社ってことに乗ってから気づきました。帰国の際にハローキティキャンペーンしてて、機内食どころかトイレットペーパーまでハローキティ柄でそこにこだわりの真髄を見ました。特にキティ様に思い入れあるわけでもなかったんですけど、なんとなく嬉しくなってしまったよ。すげぇサンリオマジック。

 おまけその2。自分へのお土産集。奥から故宮博物院で買った阿羅漢の玩具、タイガーバーム(みたいなの)、金庸の笑傲江湖の中国語版第一巻、新竹名物米麺のインスタントラーメン、そしてとびだすポストカード。

 台湾に行ったのは二回目ですが、相変わらず美味しい料理が多いし安いし大満足でした。日本のほうが町が清潔だったり洗練されてはいるかもしれませんが、台湾には人や町から発せられるエネルギーが渦巻いていて、それを肌で感じ取れるところが最大の魅力だと思いました。今回は台湾を訪れたことでパワーを充電できたような気もします。今度行くときは中国語を覚えていろんな人としゃべりたいな。以上、佐東の台湾レポートでした。



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